スタッフ
ローレンス・スラッシュ
監督/脚本
ロンドン出身の イギリス人ディレクター。 現在はロサンゼルス在住。 2000年、キューバの闘鶏をテーマにした初のドキュメンタリー、”FIDEL’S FIGHT”を監督プロデュース。この作品は、カーロヴィー・ベアリー国際映画祭、ダブルテイク・ドキュメンタリー映画祭などにノミネートされ、2001年のニューヨーク・インディペンデント映画祭では最優秀撮影賞を受賞。
2002年、メキシコの違法堕胎をテーマにしたThe Pro Choice Education Projectの公共広告コマーシャルシリーズを手がける。このシリーズ広告が注目を浴び、続いて The National Coalition to Abolish The Death Penalty(全米死刑廃止連盟)、Physicians for Social Responsibility(拳銃による暴力を反対するグループ)、Domestic Violence Awareness Month(家庭内暴力意識月間)、Cures Now(ジェリー・ザッカー率いる幹細胞主義を主張するグループ)の公共広告コマーシャルの脚本・演出・プロデュースを手がけることとなる。
2003年、クリオ広告賞とカンヌ・フィルム・フェスティバルにて、ベスト・ヤング・ディレクター賞にノミネートされる。 2004年には、ロンドンの紳士服テイラーのティモシー・エヴェレストとマーク・パウエルの劇場用コマーシャルも手がけ、ティモシー・エヴェレストの作品は、2004年のロンドン国際広告賞のブロードキャスト部門の最優秀新人監督賞に選ばれる。同年、ミラービール協賛のESPNのブランド・キャンペーンも手がける。このキャンペーンはCreativity誌が発表した2004年度トップ・ブロードキャスト・キャンペーンの一つに選ばれ、クリオ賞、ニューヨーク・アートディレクターズ・フェスティバルを含む世界的な舞台で評判を得る作品となり、カンヌではブロンズ賞を受賞する。
『扉のむこう』は彼が脚本及び演出を手がけた初めての映画である。
______________________________
ゲイリー・ヤング
撮影監督
Bournemouth College of Art and Designにて映画・テレビ制作を学ぶ。その才能を生かし、ミュージックビデオやドラマの撮影に参加する。 コマーシャルの撮影も経験豊か。2000年に撮影監督をつとめたドキュメンタリー、”FIDEL’S FIGHT”では、ニューヨーク・インディペンデント映画祭にて最優秀撮影賞を受賞。
監督のローレンスとは長年に渡り、ミュージックビデオやコマーシャルの撮影を共にする。『扉のむこう』では、ローレンスと、本質上2人組の撮影隊として、 企画から完成に至るまで深く関わる。
______________________________
齊木 貴郎
エグゼクティブ プロデューサー
東京在住のプロデューサー。ロサンゼルスで13年間、テレビコマーシャルのラインプロデューサーとして活躍する。
1978年に、Locations Unlimitedという社名のもと、アメリカでコマーシャルの共同プロデュースを始める。1980年には、ロサンゼルスと東京に自らのプロダクションサービスカンパニー、SIZEを設立。以降、資生堂、ソニー、ホンダ、トヨタ、パナソニック、などの大手企業の日本市場向けのコマーシャルをプロデュースする。後にニューヨークや、オーストラリアのシドニーにもオフィスを開設し、プロデュースをする。
1983年にはフリーペーパー、「TRANS NEWS FORM」を発行、また1985年には、インタビュービデオ「VIDEO VOICE」を発行し、日本の広告業界に最先端の情報を提供する。「VIDEO VOICE」では、アンディ・ウォーホール、ジョン・ルーリー、デイヴィッド・サンボーン、シド・ミード、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ロバート・ロンゴ、スティーブン・オカザキ、ウィントン・マルサリス、サバイバル・リサーチ・ラボ、マシュー・ロルストン、デイビッド・ラチャペル、ズビグニュー・リプチンスキーなど、数々の大物アーティストを取材する。
ミュージックビデオでは、ディレクター、ジュリアン・テンプルとのコラボレーションで、Dreams Come Trueの”Winter Song”、またヴィンセント・ギャロとのコラボレーションで、L’Arc~en~Cielの”Anemone”をプロデュースする。
最近はパルコやネスレなど、日本市場向けテレビコマーシャルを数々手掛る。『扉のむこう』は彼がプロデュースする初の長編映画である。
______________________________
PAN AMERICAN
音楽
PAN AMERICANとして活動するマーク・ネルソンは、最新作「FOR WAITING, FOR CHASING, on MOSZ RECORDS」、その他4枚のアルバムを音楽レーベル、KRANKYからリリースしてる。『扉のむこう』に使われているサウンドトラックは、9分に渡り、途切れることなくレコーディングされた。
http://www.kranky.net/artists/panamerican.html